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性にまつわる子どもの様子や行動で
気になることはありますか?

乳幼児に関わる保育・教職員52人に取ったアンケート
調査:ナーチャーライフスクール株式会社(2023年11月)

あのときどうしたらよかったのか、どこか心の中に残ったまま日々の業務に追われている先生方のリアルな声をたくさんいただきました。それほど、どこに打ち明けたらいいのかわからない問題なのです。

スキンシップについて

スキンシップについて

子ども同士の過剰なスキンシップ/遊びの延長線上で人の性器を触る/女児のスカートの中やトイレを覗きたい様子が見られた/大人の手を自分の性器に触れさせる/保育者の服に手を入れ胸を触ろうとする など

小児自慰について

小児自慰について

性器をさわる、こすりつける/マスターベーション/人前で性器を出す/家で誰もいない場所を探して性器をいじっている など

性別に関して

性別に関して

男女一緒に着替える/年長児になると着替えを一緒にするのを嫌がるようになる/異性がトイレに入る姿を気にする/男の子らしさ、女の子らしさという決めつけ(服装、色、絵本、遊び等)/性への違和感(のちにLGBTQと判明) など

おとなのオロオロが
子どもにタブーを植え付ける

大人の戸惑いやごまかしを見て子どもは

性に対するタブー感を持ったり
からかったり
なかったことにしたりして

大切なこととして扱えなくなります。

これは大人になっても

・自分を受け入れること(自己受容・自己肯定)
・人とつながること(健やかな人間関係や社会人としての自立)

に大きく影響してしまいます。

でも私たちが知らなくても
仕方のないことなのです

日本の性教育のあゆみ

1980s
エイズパニックに関連し、地方自治体で「性教育の手引き」が作成されるなど予防的性教育がスタート
1992
性教育元年、小学校から性教育をするもバッシング
1998
「はどめ規定」により、『性交や妊娠の経過は取り扱わない』とされる。
2003
東京都の養護学校で行われた先進的と思われた方法での性教育と教職員への政治的バッシング。
2005
「過激な性教育・ジェンダーフリー教育実態調査プロジェクト」により「性交」という言葉が削除されるなど学校での性教育が困難となっている
2017
学習指導要領改訂、「はどめ規定」は改訂されず。
2023
『生命(いのち)の安全教育』を文科省が推進。

以上の歴史を見ていただくとお分かりの通り、様々な背景が影響し、
私たちもまたこどもの頃に十分な性についての教育を受けてこられなかったのが現状です。

性・性教育って
どんなイメージ?

性教育というとポルノのイメージが影響して、
生殖や性行動の方に目が向きがちです。

しかし本来は、

「世界でたった一人しかいない、
自分も相手も幸せに生きていい」

ということを感じ、理解していくための人権教育なのです。

point

現代の子どもたちはネット検索やSNSで簡単に性の情報(ポルノ)にアクセスできる環境があります。 歪んだ性の知識を得たり、性加害・性被害に巻き込まれたりする前に、適切な性教育を受けることが大切です。

卒園したあと、
性教育はだれがするの

日本の性に関する指導内容の例

小学校
低学年:男女の体のちがい、誕生の時
中学年:二次性徴、1/2成人式
高学年:精子・卵子・受精卵、胎児の成長
中学校
1年生:二次性徴
2年生:男女交際
3年生:性感染症

理科・保健・生活総合などにおいて年に数時間指導をする程度の学校が多いのが現状

2023年より文科省が推進する「生命の安全教育」は、子どもが性暴力の加害者・被害者・傍観者にならないための予防的なカリキュラム。
性教育とは位置づけておらず、「はどめ規定」も続く学校では十分な性教育が行われにくい現状があります。
多忙な教育現場まかせにならぬよう、未就学期から性教育を取り入れるサポートを通して子どもの健やかな成長を願う大人の一員として私たちも現場の味方でありたいと考えています。

point

はどめ規定により、性交という言葉は使用できないため、中高では、性交とは何かを知っている前提で話がすすみます。

世界のスタンダードは
「包括的性教育」

8つのキーコンセプト

  • 1人間関係
  • 2価値観、人権、文化、セクシュアリティ
  • 3ジェンダーの理解
  • 4暴力と安全確保
  • 5健康とウェルビーイング(幸福)のためのスキル
  • 6人間のからだと発達
  • 7セクシュアリティと性的行動
  • 8性と生殖に関する健康

参考:ユネスコ『国際セクシャリティガイダンス』

包括的性教育は、ユネスコなどによって作成された「国際セクシュアリティ教育ガイダンス」の内容に基づくもので、多くの国々で実践されています。人権の尊重をベースに人間関係や性の多様性、ジェンダー平等や幸福といった幅広いテーマを取り扱う教育です。日本の教育現場には、ほとんど導入されていません。

乳幼児期が性教育の
ベストタイミング!

発達段階における子どもの性的関心

  • 〜1歳

    point

    口・肛門・性器で
    得られる粘膜快感

  • 1〜5歳

    point

    性の質問が多い時期

  • 6〜7歳

    point

    性より友達・自然・身の回りのできごとに関心もつ

  • 8〜9歳

    point

    思春期前期に突入
    親・先生の言うことは
    絶対だと思っている

  • 10〜12歳

    point

    二次性徴を迎え
    性への関心が高まる

「しょうがいのある思春期・青年期の子どもたちと性」
木全 和巳(2011)より

  1. からだのことに純粋な興味関心がある年齢だからこそ、スムーズに、フラットに性教育が浸透します。
  2. 性別の違和感を自覚した人のうち、半数以上は小学校入学以前に自覚しています。
  3. 幼い頃から人権意識を持った大人とかかわることで、自分も相手も大切にした人間関係を育むことができます。
  4. 子どもたちにとって初めての社会である園という場所での関わりを大切にしてほしいです。
point

大人の戸惑いやごまかしを見て子どもは、性に対するタブー感を持ったり、からかったり、なかったことにしたりして大切なこととして扱えなくなります。これは大人になってもずっと影響してしまうので、まだタブー感がない乳幼児期こそベストタイミングと言えます。

わたしたちと性教育を
学んでみませんか?

SIECUS(アメリカ性情報・教育協議会)の性教育の3原則を軸に学んでいきます。

1

性を肯定的にとらえる

子どものこころ・からだ・選択に対する肯定的な声掛けを学び実践することで、子どもの健やかな人間関係を育むためのこころの土台を築くことができます。

2

性を科学的にみる

からだの生理反応やしくみについて科学的視点で学ぶことで、オロオロせず冷静に対応することができます。

3

性の多様性を理解する

セクシュアリティ(性別によるアイデンティティ)の多様性を学ぶことで性別ではなくありのままの個性の受け止め方が分かります。さまざまな家庭環境の子どもたち・保護者を偏見なく受け入れられることで、安心して通園できる環境の素地が育まれます。

Nurture Life School
子どもとの関わりに活かせる
性教育講座

プログラムの内容

  • 1.性教育とは?
  • 2.性とは多様なもの、家族のあり方
  • 3.健やかな人間関係を育むために
  • 4.大切にしたい子どものこころ・からだ・選択
  • 5.もうおろおろしない!
    園生活あるある対応〜実践編
  • 6.質疑応答

オンライン研修
(zoom)

所要時間
約90分

プログラムの特徴

・性教育への心構えができ、日々の子どもへのかかわり方に活かせる実用的な内容。

・安心感を土台とした人間関係を築くための具体的な方法が分かる。

・忙しい現場で活かしていただけるよう、録画や質疑応答などのご希望に合わせてお届けします。

保育園・幼稚園に勤務する
受講生の声

幼児期から当たり前のように性教育があると、思春期になっても性のことを否定せずに受け止められる子どもたちが増えるのではないかと思いました。
包括的性教育がとても分かりやすくて良かったです。性のタブーがない未就学児に日常を通して教えていく重要性をより強く実感しました。
「早期の性教育ってどうなんだろう」と疑問に思っていましたが、「性教育は人権教育である」という言葉と内容でイメージが変わりました。子どもへの伝え方の軸を得た気持ちです。

講師紹介

Nurture Life School講師 - 望月 小百合

1979年宮崎県生まれ。11歳・8歳の母。夜間大学卒業後、大阪・ジャカルタ・横浜の公立小学校教諭を10年務める。2012年の第一子出産を機に性教育の大切さを思い知り学ぶ。復職後、小学校で性の授業をおこなうも、公教育のタブーの壁(性交等の肝心なところは文科省はどめ規定により伝えられない)等にぶつかり葛藤。第二子出産後、オルタナティブな教育環境を求め家族でバリ島へ移住。日本語・自然・遊び・文化等子どもイベント運営に携わる。
Nurture Life School (株) 性教育部門にて、オンラインで講座や座談会を開催中。「子どもとフランクに話せた」「誰にも言えない悩みを相談できた」等の好評を得ている。

望月小百合

提携の専門家紹介

小林 まい

小林 まいさん

産婦人科専門医/婦人科腫瘍専門医/医学博士/LGBTQ当事者

医師として25年以上、公的病院の診療科長として10年以上の診療実績があり、現在はフリーランス医師として医療に携わる。専門は婦人科腫瘍で、数多くの手術の執刀や若手医師の手術指導をおこなってきた。一方、外来では長きにわたり、さまざまな悩みを抱えた女性に対してカウンセリング的な診療を実施。診療科長時代には、外来の待ち時間が長時間に及んでいたものの来院患者が絶えなかった。

岩本 真弓

岩本 真弓さん

保育士/アドラー心理学講師

保育士として、認可保育園や森のようちえんで現場経験を積む。アドラー心理学講師として親子関係の土台作りをサポートし、不登校の子の親子関係改善について定評がある。さらに、重症心身障がい児の福祉事業所責任者として、療育支援とともに保護者支援をおこなっている。教育委員会をはじめ、男女共同参画、PTAなどでの講演多数。三姉妹(社会人・大学生・中学生)の母で、シンガーソングライターとしても活動中。

武藤 志帆

武藤 志帆さん

臨床心理士/公認心理師/結のもり 代表

20年以上、小・中学校でスクールカウンセラーとして勤務する傍ら、複数の市町村の教育委員会で教育相談員(心理相談員)を務める。就学前の幼児の心理相談、発達相談や子育て相談も実施。大学院時代の実習では、児童精神科をはじめ、療育施設、児童相談所、児童養護施設、高等学校などで経験を積む。

山西 朋子

山西 朋子さん

助産師/助産院LunaLuna 代表

総合病院で10年勤務したのち、2016年に助産院を開業。分娩の取り扱いはないが、主に母乳相談や産後の育児相談を受けている。ほかに、ベビーマッサージや産後ママのお茶会などを開催。オンライン相談も受け付けており、県外・海外からの利用も多い。

代表紹介

仙崎 綾乃せんざき あやの

NurtureLifeSchool 代表取締役
カウンセラー、セラピスト養成講師、
起業コンサルタント

2014年から起業。
カウンセリングの専門は
家族・パートナーシップ、性。

「自分を大切に心地よく誰かとつながるために、”わたし”を思い出し育て直す時間」をあらゆる方面からのケアや講師、起業の経験も活かしコンサルタントとして提供してきた。

2023年NurtureLifeSchool株式会社として法人化。

幼少期からの自身の性自認のゆらぎ、自分を大切に出来なかった時代、性被害の経験から、繊細な「性」の疑問や問題が起きたときの相談先として「社会にあてになる大人を増やしたい」という想いで性教育部門を設立。

現在は保育園や教育機関などで働く子どもに関わる大人へ日々に役立つ・暮らしの中で出来る実用的な性教育の知識や実践を伝えるべく尽力している。18歳・14歳の母。

仙崎 綾乃

受講料について

基本料金1回20,000円

(2024年度中はモニター価格15,000円)

質疑応答やディスカッションの時間を多くとりたい、
人数を分けて複数回開催したい、などのご希望があれば応相談

お申し込みフロー

  • メールで申し込みnurturelifeschool.sei@gmail.com
  • 事前打ち合わせ(日程、内容、人数、受講料などの確認)
  • 資料データ送付、zoomのご案内
  • 受講当日!

私たちの想い

この講座を作るにあたり、先生方から現場のリアルで率直な声をたくさんいただきました。
問題は感じているし、子どもたちとは丁寧に向き合いたいけれどとにかく忙しい毎日という現実にも直面しました。

私たちは、そんな現場の先生方の手の届かないところをサポートしていきたいと考えております。

「社会にあてになる大人を」

誰にも相談できない なんとなくやりすごしてしまう
きちんと向き合えない 対応の方法が分からない

そんな保育・教育現場での課題解決に寄り添います。

まずは先生方にとってあてになる大人として私たちを頼っていただけますと幸いです。

子どもたちが「じぶん」「あなた」を当たりまえに大切に出来るように
もちろん私たち大人も。一緒に学び、考えていきましょう。

nurture line school

どこにいても「自分らしさ」を活かして働きたい。
NurtureLifeSchool(ナーチャーライフスクール)は、そんな人を応援します。

© Nurture Life School